2013年5月19日日曜日

ダイヤログ・イン・ザ・ダーク


ダイアログ・イン・ザ・ダークが大阪に来た!!

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、暗闇のソーシャルエンターティメント。
ドイツで始まり、いまや世界30か国、700万人以上(2011年現在)が体験したイベントです。


ダイアログ・イン・ザ・ダークは
1988年にドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケ氏の発案によって生まれました。
日本では199911月に初めて開催され、これまで約10万人が体験しています。
現在は東京・外苑前の会場にて常時開催しています。


参加者は完全に光を遮断した空間の中へ10人ぐらいのグループで入り、
暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検します。
暗闇という特殊な環境を利用し、感じるということの重要性に参加者は気づきます。
シーズンや催事によって、様々なシーンを体験するとともに、
コミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出すことができるのです。

最近はビジネスシーンでも
重要なチームプレイやマネジメントの方法を学ぶためのワークショップとして
大きな注目を浴びています。

ダイアログ・イン・ザ・ダークは東京を拠点にしながら、
20134月、グランフロント大阪に積水ハウスとのコラボレーションで
常設会場であるナレッジキャプタル「対話のある家」がオープンしました。


人は五感、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚で身の回りの情報を得て
安全にそして楽しく生活しています。
そのなかで視覚による情報は8割から9割と言われています。
視覚に障害を持つ方が少ない情報のなかでいかに大変な生活をされているか
想像に難くありません。


私はこれまでに2度、東京のワークショップに参加したことがあります。
その時の感動は、今まで体験したことのないものでした。
夏のキャンプと田舎の秋祭りだったかと思います。

初めてダイアログ・イン・ザ・ダークを体験した時、
普段通り脱いだ靴をなかなか見つけることができず、
参加グループの皆さんの協力でなんとか見つけることができました。
そして、暗闇で飲んだワインの香り高さに感動! 
ワインは最高に美味しかったのですが、
一緒に出されたおつまみはほとんど何を食べているかわかりませんでした。
いかに視覚によって味覚が操られているのかを実感しました。
人とのコミュニケーションにも思わぬ変化が…。
それまでちょっと苦手だな~と思っていたNLPの先輩と一緒に入ったのですが、
先輩がとても安心してつきあえる、信頼の出来る方だという印象に変わったのです。


視覚は多くの情報を与えてくれますが、
その中には自分勝手(思い込み)に見ている情報が多く含まれています。
視覚に一度フタをして、そのほかの感覚をフル活用する体験が
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」です。
その世界を探検して得ることができる新しい発見や気づきは、
生活にほんのちょっと、うれしい変化をもたらしてくれると思います。

www.dialoginthedark.com/did/

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