◎1958年5月20日誕生
★東京タワー完成 ミッチースタイル大流行
私が生まれて初めて着たのは両親が用意した産着だった。
◎三つ子の魂100までも…
★日本は高級既製服プレタポルテ時代
百貨店のファッションショーなどのイベントが話題になる。
シックで清楚な服を好む母。
小さな頃は、母の手作りの服を着ていたことを覚えている。
小学校に入る頃から、普段着はスーパー、よそゆき着は百貨店で購入。
中学校に入った頃から、友人と専門店などに服を買いに行った。
◎思春期に着たものがその後のファッションに大きな影響を与えることに。
1974年〜1977年 高校生
★川久保玲らの東京のデザイナーが日本内外で活動し始める。
京都DIMEコンサートのミュージシャンを追っかていた。
京都BALの乙女チックなクレヨンの服がお気に入り。
高かったけれど清楚なイメージに母が共感して買ってくれた。
その後、清楚からトラッドへ…VANブームに乗る。
ボタンダウンシャツと紺色のボックススカートで高校に通う。
高校生の時に保育園のバイト料で買った服
VAN(バーゲン)紺色ボックススカート 3色(紺赤白)テープベルト
真っ赤なオーバーオール リーガルの運動靴
※VAN(株式会社ヴァンジャケット)
◎百貨店のイケメンリーダーに恋焦がれて‥
1977〜1979年短大生(家政科被服)
★アイビーからニュートラ、ハマトラ時代になる(1978年VAN倒産)
百貨店でアルバイト
一回りも年上のお洒落な売り場リーダーに憧れる。
初めてDC服を購入。
百貨店の平場で展開していたBIGIのトレーナー。
◎品格は一夜にして成らず‥親子3代かかるという。
短大時代、とてもセンスのいい友人の影響を受ける。
初めてのインポート服、イタリア製のTシャツを買う。
外国の服は、色も素材もデザインもいいと実感する。
★第一次ブランドブーム
グッチ、フェンディ、ヴィトンなどのブランドバッグが流行
母にねだってフェンディの財布とベルトを買って貰う。
◎1979年市田株式会社入社、京都室町のOLになる。
こんどは、ニュートラブームに乗る。
京都朝日会館のマミーナ、シェトワの服を着る。
横浜のフクゾー(ヨコハマトラッド)まで服を買いに行く。
そのころ原宿竹下通りに行くが欲しいものがない!?
なんとなくSUZUYAでOLらしい服を買うことが多くなる。
でも何か欲しいものとは違った‥不一致感‥
★1976年京都阪急オープン DCファッションの波到来!!
◎レイデザイン研究所でファッションを学ぶ
ファッション業界については船井幸雄氏 小島健介氏 十三千鶴氏
イラストは小島功 パターメーキングは大野淳之介さんのお弟子さん‥
今から思えば、ゾックとするぐらい凄い講師陣‥
◎ブランドサーフィン時代到来!!
最初に買ったブランドがコムデギャルソン
白黒のギンガムチェックのシャツドレスは、シックで清楚だった。
次第にコムデギャルソンから清楚さがなくなりボロスタイルになった時点で卒業。
メンズライクでシックなY'sの服に乗り換えるが長くは続かず。
そして、素敵な彼に出会う‥もう少し柔らかなニコルに変更。
1982年、優しく女らしさを求めてニコルからメルローズへ。
その後、失恋‥
◎あこがれの上司のファッションをモデリング
1982年 レイデザイン研究所スタッフになる。
★東京コレクションDCファッションが注目され、
オリーブファッションブームへ
1983年ピンクハウスフィーバー
私はいつも一歩先取り、広がり過ぎるといやになり次に‥
尊敬し憧れる上司(女性)のことをなんでも真似をした。(モデリング)
服はM0GAに。これは学生時代に着ていたBIGIのブランドで素直に入れた。
◎1984年初めての海外出張で
ジョルジョアルマーニとの出会いは、衝撃的‥一目惚れ。
年1〜2回の海外出張に出るたびにジョルジョアルマーニの服を買う。
1981年エンポリオアルマーニが発表されて、
トラッドで若々しいのでエンポリオの服を着るようになる。
ニューヨーク出張では、トラッドの神髄・ラルフローレンの虜になる。
◎ワンクラス上のファッションが私を育てる
初めてエルメスのケリーバッグをパリで手に入れる。
背伸びしながらこれが似合う人になりたいと思ったのが28歳の頃。
この頃から時計、アクセサリーはカルティエやティファニー。
今から考えたら背伸びし過ぎ?
でも、それらハイクラスのファッションが私を変えて行った‥
★欧米のインポートファッションブーム
◎1986年独立し、スタイリングオフィスコア設立
アルマーニ、ラルフローレンの服が好き‥
共通点は、シックでマニッシュ、必要以上に女っぽくない‥
1995年 阪神・淡路大震災以降は
仕事着は、ジルサンダー、ラルフロレーン、エンポリオアルマーニ、プラダ、ドルチェ&
ガッバーナなどをミックス。
◎ジルサンダーとの出会い、そして…
1992年 神戸阪急のオープンでジルサンダーと出会う。
ものすごくシンプル、でも高い!! 最初はバーゲンでスーツ購入。
少しずつジルサンダーが増え、最近はほとんどジルサンダー。
ジルサンダーは、マス市場のブームに乗れないブランドだけに、
みんなが着る(流行る)ことがないので未だ卒業せずに今日まで。
さて、次のステージでは、何を着ているか!?