昨年春ぐらいから、
きゅっとしたウエストからふわっとフリルが広がったような服が話題。
この女性らしいシルエットラインのデザインの服を「ペプラム」という。
語源は、古代ギリシャに女性が着用していた服の「ペプロス」で、
バスク人の民族衣装がペプラムデザインなので、
フランス語では「バスク」ともいわれるとか。
(※バスク人民族とはピレネー山脈付近に住んでいる少数民族)
ペプラムは、ウエストのくびれを強調しつつも、気になるヒップ回りをカバーする優れもの。
トップスのカットソーやブラウスだけではなく、
ワンピースやジャケット、スカートやパンツなどにも広く応用されるデザインである。
実は「ペプラム」は、 1940年から50年にかけて、一度大流行したことがある。 その後は女性らしく体型カバーができるので ミセス向けのジャケットやブラウスの普遍的なデザインとなった。
今回の流行は、
ミセスのペプラムが、おとな世代から若い層にも広がっている。 歌姫ビヨンセや、英国のキャサリン妃、 スーパーモデルのミランダ・カーなど世界のセレブも早くから ファッションに取り入れていた。 日本でも、昨年春からじわじわ広がり、秋冬には一気に大流行か!? と、いうところで残念なことにジャケットやコートの下に隠れてしまい、フェードアウト。
私が予測するには、
花びらのように広がる甘いデザインは、まさに春向き。
いよいよ、この春、再燃! そんな気がするのである。
この春、ファッションはナチュラルな甘さから
少しキレイめ、エレガントな甘さに移り変わるという。
ウエスト部分のふわっとしたフリルが華やかさを出しつつ、
ボトムにタイトなスカートやパンツを合わせることで
メリハリのあるプロポーションを演出できる「ペプラム」。
上品な甘さとスタイルアップの効果、女性にうれしい2つの魅力で
この春夏のマストアイテムになること、間違いなし!
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