2013年9月20日金曜日

世界が注目するポストガールズファッション “HARAJUKU KAWAII !!”

56年ぶりにして、同じ都市での2度目の開催は「アジア初」という快挙を成し遂げた
2020年東京オリンピック。
この歴史的な栄誉を勝ちとるために“HARAJUKU KAWAII”が大きく貢献したことを
みなさんはご存知でしたか?
今回はこの“HARAJUKU KAWAII”についてお話ししたいと思います。

私は9月8日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われた
オリンピック招致の最終プレゼンをわくわく、ドキドキしながら、朝までリアルタイムで観ました。
PRフィルムではスポーツの素晴らしさを感動的な映像で表現。
とても胸が熱くなる内容でした。

それに先だつこと7月3日(現地時間)、
スイス・ローザンヌで行われたプレゼンで使用されたPRフィルムが「IS JAPAN COOL?」。
「COOL JAPAN」と海外から賞賛される日本文化の魅力が
ふんだんに盛り込まれたこのフィルムこそ、人々の心を動かし、
招致を導く重要な鍵になったと私は思います。

「IS JAPAN COOL?」の映像にはうどんや弓道、神前結婚式など
いわゆる日本独自の文化の次に
原宿を行き交う“カワイイ”ガールズファッションが登場。
これこそ、最初にお話した“HARAJUKU KAWAII”ファッションだったのです。

東京のおしゃれシティとして名高い、原宿。
この街から発信されるファッションは、“カワイイ”カルチャー。
“カワイイ”は若者の最高の褒め言葉であり、
今や、世界で通用する共通語になっています。
フランス・パリの若者たちの口から普通に「カワイイ」が聞けるわけです。

“HARAJUKU KAWAII”が世界的なムーブメントであることを人々に知らしめたのは
2011年に世界デビューを果たした「きゃりーぱみゅぱみゅ」の存在。
原宿ガールのアイコンともいえるこのアーティストが
表舞台に踊り出たことで、日本の若者ファッションやポップカルチャーのすばらしさに
国内外・世代を問わない人々が、魅きつけられたのです。

そんな“Harajuku”や“Kawaii”ムーブメントの仕掛け人は
原宿発の人気ショップ「6%DOKIDOKI」の代表・プロデューサーで、
「きゃりーぱみゅぱみゅ」のPVやライブの美術演出を手掛けるアートディレクター・
増田セバスチャンさんです。

その世界観のルーツは90年代の「ホコ天」で見られた少し奇抜なストリートファッションだとか。
カラフルでキッチュ、ポップでクールな増田氏の世界観を早い段階で
認めてくれた1人が、かのソフィア・コッポラ監督だったそうです。
“センセーショナル・ラブリー”がコンセプトの「6%DOKIDOKI」を訪れたソフィアさんが
「なんてクレイジーなお店なの!世界のどこを探してもこんなお店はない!」と
絶賛してくれたことがきっかけとなり、
一気に注目されるようになったそうです。

それからネットの普及なども手伝い、
増田氏のファッションは日本よりも先に世界中のおしゃれガールたちから熱狂的に受け入れられます。
それが一周して、日本のファッション界のみならず映像や舞台アートの世界をも席巻。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」が世界で認められたことも相まって、
さらに“HARAJUKU KAWAII”の人気は加熱。
マンガやアニメとは角度の違う、若者達のリアルなユースカルチャーとして時代を牽引しています。

いま、原宿をファッションの聖地として訪れる海外の旅行者は年々増加傾向で、
彼らが必ずチェックするのが、増田さんのショップだと言われています。
2020年の東京オリンピックの際には、
海外のおしゃれ人間が原宿を目指すことは想像に難くありません。

そして、この秋。
2013年10月5日(土)、6日(日)の2日間、
原宿の街全体が会場となるサーキット型の無料大型フェスが開催されます。

全世界から注目を集めるきゃりーぱみゅぱみゅを始め、読モガールズバンド、
ファッション誌で活躍する人気青文字系モデルが登場。
ファッションショーなどを行う雑誌ステージには、 
HR、KERA、Zipper、CHOKi CHOKi、CHOKi CHOKi girls、FRUiTS、mer、Used Mixの参加。
また、“Kawaii”カルチャーの第一人者である増田セバスチャン氏監修の公式キービジュアルも公開。 

機会があれば、ぜひ、次代のファッションの鼓動を感じに行ってみてください。

■HARAJUKU KAWAii!! FES 2013
開催日:2013年10月5日(土)、6日(日)
開催場所:原宿全域(メイン会場:ラフォーレミュージアム、クエストホール、アストロホール他多数)
入場料金:無料
内容:ファッションショー、音楽ライブ、トークショーなど 

12月1、2日の2日間、広島・広島NTTクレドホールにて
「HARAJUKU KAWAii!! FES 2012 in HIROSHIMA」も開催予定。

http://asbs.jp/event.php こちらをご確認下さい。

2013年9月10日火曜日

カラフルでお洒落なミサンガが気になります!!


ブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会総会で
2020年五輪とパラリンピックの開催地が東京に決まりましたね!

一度の人生で二度も日本で開催されるオリンピックを観戦出来るのは
とてもラッキーなことだと思っています。

早くも「公式ユニホームは誰のデザインでどこが作るのか?」とか、
「オリンピック景気でどんなものがファッション市場で売れるのかとか?」とか、
そんなことまで、とても気になって来ました。

そして、南米つながりで、最近気になるのがカラフルな「ミサンガ」!
サッカーや野球などのスポーツ選手が身につけているのを、よく目にします。
NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」にも登場したり。

「ミサンガ」とは、もともとは南米の紐状のお守りのこと。
「ミサンガ」の語源はポルトガル語ですが、本来の意味は「ビーズ」。
本場では、ひも状のものは「ミサンガ」とは呼ばないようです。

ブラジル出身のサッカー選手の多くは、同国のバイーアにある教会周辺で
売られているものを身につけていて、それは「フィタ」と呼ばれているとか。

ほかにもミサンガの別名には「プロミスリング」「プラジリアン・ブレス」
「アミーゴ・ブレス」などいろいろ、あります。

日本で広く知られるようになったのは、1993年のJリーグ開幕時。
ラモス瑠偉や北澤豪らがチームの勝利を祈願して身につけていたことが
きっかけで知られるようになりました。

「ミサンガ」は手首や足首などに巻きつけるのが、一般的。
紐が自然に切れたら願い事がかなうという縁起担ぎの意味があります。

ここで、「ミサンガ」をつけるにあたって、
色に込められた意味とつける場所についてご紹介します。

〈色の意味〉  
ホワイト 冷静さ・さわやか     ピンク  恋愛運・可愛くなる    レッド  行動力・情熱       オレンジ 健康運・希望       イエロー 金運・明るさ
グリーン 友情運・優しさ
ブルー  勉強運・仕事運


〈つける場所の意味〉
利き手 恋愛運/逆の手 勉強運
利き足 友情運/逆の足 金運



ひとつ心していただきたいのは、
願い事を叶えるのは、あくまで身につける本人の力なのだということ。

「ミサンガ」は単なるお守りで、縁起担ぎなのです。
ただ、これを身に着けておくことで、いつも視界に「ミサンガ」が入り、
自分の願望や目標を意識することができる。
目的意識をはっきりさせることで本人のやる気を起こし、
夢へのパワーを持続させてくれれば、
いい結果につながりそうですよね。


世界の芸能人、セレブ愛用のイタリアのニットメーカー「CruCIani」から
2011年に「ミサンガ」が発売され、イタリアだけで200万本も売れ、社会現象に。


蝶モチーフのバタフライや花モチーフのナデシコ、サッカーのサムライブルーなど
カラフルで楽しいモチーフが沢山揃っていて、
いままでの「ミサンガ」とは違ったイメージで、とても新鮮。

そして、来年2014年6月には、
いよいよブラジルで「FIFAワールドカップ」が開催されます。
南米発の「ミサンガ」が、来年にかけてますます注目されるのは間違いなし!!